Aras Community Event 2011 in Japanハイライト

Aras Community Event 2011 in Japanハイライト

2011年6月24日、品川の日本マイクロソフト株式会社様セミナールームにてAras Community Event 2011 in Japanが開催されました。
多数の参加者をお迎えし、立ち見が出るほどの盛況の中、Arasのこれからのビジョンや方向性に関するプレゼンテーションや、Aras Innovatorを導入されているお客様の事例などが発表されました。
またソリューションShowCaseというセッションではArasパートナーの皆様によるカスタマイズ事例のTipsやノウハウの紹介が行われました。
今回のACE 2011 in Japanでは、プレゼンターにAras社の創業者であるPeter Schroer氏やPlural Technology社のCOO Suryakumar Shivasagaran氏などを迎え、国際色豊かなイベントとなりました。

◆KEYNOTE ADDRESS: WORLD OF THE POSSIBLE
    ~無限の可能性を秘めるAras Innovator~

まずAras社のPeter Schroer氏によるキーノートからACE Japanがスタートしました。
“the “A” is for Attitude”(”A”はArasという意味とアルファベットの最初の文字という意味でAras社がこれまでの実現したことを意味します)というセンテンスを使い、一般的にオープンソースビジネスモデルで言われてきたこれまでの常識を、Aras社がどのように変えてきたのかという発表がありました。Aras社のこれまでの経験は、多くの有名なイノベーターと同様従来の常識では不可能と思われたことも、明確なビジョンと行動力を持つことで”World of the Possible”であり、Aras社はこれからも新たなことにトライしていくことを宣言しました。
その一つがAras Innovatorはオープンソースであるだけでなく、真の”オープン“を目指すということです。それは、皆さんのビジネスはすべて異なり、異なっていることがそれぞれのコンピタンスとなり競争力の源泉となります。そのためにはプロセスを支えるシステムも柔軟でなければいけません。Aras Innovatorは変化に対応できるソフトウエアであり続けるとともに、それをAras社だけでなくArasコミュニティの力を借りながら迅速かつ広範囲に対応していきます。そのためにも業界標準のオープンなプロセスやオープンAPIおよびオープンなコミュニティの運営を今後も積極的に展開していくことで、ビジネスを取り巻く変化に迅速に対応できるようにしていくということが発表されました。

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◆AutoCADとの相互連携によるサービスパーツ管理
~三菱重工業食品包装機械株式会社様事例~

NTTデータ東海様の発表では、三菱重工業食品包装機械様向けに、機械の改造や修理などのメンテナンス業務でAras Innovatorを導入した事例の発表がありました。
PLMソフトウエアであるAras Innovatorをパーツリストの管理だけでなく、AutoCADのDWFファイルをAras Innovatorに取り込み、2次元図面にあるバルーンをクリックすることで目的のパーツを簡単に検索できる実装事例がデモンストレーションを通して紹介されました。
デモンストレーションではAutoCADデータのインポート機能、購買システムに対する発注処理およびパーツリストのCDでの配布機能などサービスパーツ管理業務をフルレンジでカバーするソリューションの発表が行われました。

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◆海外の導入事例
~U.S.ACE発表事例 NASA、Nexteer、Carestream Health~

国内の事例だけでなく、海外事例の紹介も行われました。
このセッションではNASAで導入されているSBOM(Simulation BOM)と呼ばれるCAEによる解析のプレ・ポスト処理をAras Innovatorで管理するソリューションや、Nexteerにおける全社PLM導入プロジェクトの進め方、およびCarestream Healthにおけるグローバル展開の進め方など、最先端のPLM挿入事例が紹介されました。

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◆CMIIをベースに品目の採番から変更管理までの統合プラットフォームを実現
~導入開始から運用開始までを1カ月で実現~
日立金属様の事例では、1か月しかない構築期間の中で、どのようにPLMシステムの導入を成功させたのかについて語っていただきました。
事業のM&Aにより従来のシステムが利用できる期間が残り一か月となり、新システムの稼働が遅れると業務が止まってしまうという状況の中、Aras Innovatorを使ってこの難しい課題を乗り越えた具体的な事例の発表がありました。
このプロジェクトでは短期間でありながらも品番の採番、図面の管理や設計変更管理、初回試作品管理や在庫管理、それをつなぐワークフローなど広範囲な機能を実現しています。

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◆テクニカルセッション
~短期導入を実現するAras Innovatorの技術的側面~

事例だけでなくAras Innovatorの可能性を紹介するテクニカル面での発表も行われました。
テクニカルセッションでは、モデルベースのデータ構造を構成するアイテムタイプとリレーションが持つ柔軟性や拡張性についての紹介や、様々なタイプの外部システムと連携できるインテグレーションアーキティクチャーが、非常にわかりやすく紹介されました。
Aras Innovatorと周辺のシステムが柔軟に連携できることで、無駄な投資を抑えることができるとともにビジネスニーズの変化への対応も簡単に実現できます。

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◆ユーザ主導で実現する品質管理システムの構築
~投資に見合った効果を実現するPLMシステムの構築の仕方~
NOK様の発表内容は、まさにオープンソースモデルの典型的な事例発表でした。
オープンソースのメリットである実際に試しながらエンドユーザを巻き込み、適材適所に外部のリソースを活用しながら一歩ずつシステム化を進め、ソフトウエアベンダーに頼らなくてもPLMシステム導入を成功させることが可能であるということを証明しています。
NOK様ではプロジェクト管理やNotesおよびMSOfficeとの連携なども実現しています。

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◆ソリューションShowCase
ソリューションShowCaseでは、Arasパートナー様による様々な開発事例の発表行われました。
BOM構築のソリューションや、設計開発プロセスをつなげるDesign Task Manager、EBOM-MBOMを統合管理するソリューションおよび、組込みソフトウエア品質管理など実際に開発された様々な開発事例がTipsとして紹介されました。
特にPlural Technology社COO Suryakumar Shivasagaran氏によるアパレルPLMの事例などは国内に事例の少ない非常に興味深い紹介でした。

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・デジタルプロセス株式会社 様
・コムネクスト株式会社 様(準備中)
・Plural Technology 様
・応用技術株式会社 様
・オムロンソフトウェア株式会社 様 / 株式会社トップウエル 様

◆Cloud時代のInnovation Management
日本マイクロソフト様のプレゼンテーションは、製品開発業務におけるクラウドの位置づけと活用方法や、日本マイクロソフト様のエンジニアリング領域におけるIT化ビジョンの提案など、最新のサービスを設計業務に有効活用するための一つのヒントとして非常に興味深いセッションでした。
.NETフレームワークを採用しているAras Innovatorと日本マイクロソフト様とは今後も密に協業していきます。

日本マイクロソフト様のスライドはこちら(準備中)

◆Roadmap & Closing

最後のセッションであるArasのビジョンとAras Innovatorのロードマップでは、Aras Innovatorがエンタープライズシステムのプラットフォームとして活用しやすいように、リッチでモダンな開発ツールの提供や、他システムとの柔軟な接続性の確保及び、更なる大規模利用にも耐えるパフォーマンスの向上とともに、オープンスタンダードやオープンソリューションを今後も積極的に採用していくことが表明されました。
エンタープライズアプリケーションプラットフォームであるAras Innovatorは、今後もオープンで活発なコミュニティを通して革新的なソフトウエアを継続して提供していきます。

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